お喰い初めについて


お子様が生まれて2~3ヶ月くらいすると、お父さんもお母さんも、赤ちゃんとの生活に慣れてくるのではないでしょうか?そんな時期にやってくる、赤ちゃんの最初のお祝いイベント「お喰い初め」。赤ちゃんが食べ物に困らないように願うために行います。

食べ物に困らないように願う儀式

「お喰い初め」とは、子どもが生まれて生後100日目にあたる日に、子どもの成長を祝うとともに、初めて食べ物を与える儀式です。この時期の赤ちゃんはまだ母乳やミルクで栄養をとっている頃。実際のお食い初めでは、口のそばに近づけたり唇にあてる程度で、口の中に入れて食べさせることはしないです。

お喰い初めは最年長が行う(祖父母など親戚の中の長寿)

祝いに呼んだ祖父母や親戚の中の、長寿の人に食べさせるマネをしてもらうことで、赤ちゃんが長生きできるようにという意味があります。男の子なら男性に、女の子なら女性が行うことが一般的のようです。ですが、こだわる必要はなく、両親だけで行うという場合はママが作ったものをパパが食べさせてあげる等、ご家族で「初めて」を一緒に行うことが大切かと思われます。

お喰い初めの食べ方や順番

お喰い初めは飯→汁→飯→魚→飯の順番で

一般的には準備した祝い膳のものを、「ご飯」→「すまし汁」→「ご飯」→「魚」→「ご飯」の順で3回食べさせるマネをします。3回食べさせるマネが終わったら、歯固めの石に箸を触れさせて、その箸を赤ちゃんの歯ぐきにあて、丈夫な歯が生えるように願い、この後、全員でお祝い膳をいただきます。